嬉泉

子どもの生活研究所

  • 療育事業
    めばえ学園(児童発達支援センター)
    事業種別:障害児通所支援事業(児童発達支援センター)
    〒156-0055
    住所:東京都世田谷区船橋1-30-9
    子どもの生活研究所内
    電話:03-3426-2323
    言葉や人間関係の発達に「遅れ」「つまずき」がみられる子ども達のための、幼児の通園施設です。昭和41年に法人認可を受け、以来、幼い子どもや障害児・者を理解し、自発的なより良い暮らしができるよう、発達の支援を続けています。めばえ学園は、昭和55年4月1日に精神薄弱児通園施設(現在は、児童発達支援センター)として認可を受け開設しました。

    ●対象となる方
    言葉や人間関係など発達上支援が必要な就学前の児童。

    ●療育方針
    社会福祉法人嬉泉では、長年、子どもの発達や生活を援助する仕事を続けています。中でも自閉症をはじめとする「人との関わりを持つことができにくい」という特徴を持つ人たちに対する、療育の取り組みを行ってきました。
    そしてこれまでの取り組みで、私たちは子どもの側から見ていく気持ちが何よりも大切であって、基本は、家族が中心となって、子どもとの安定した生活の維持や改善を心がけることが大事であると考えています。
    子どもの表面に現れる態度や行動だけを見て、否定したりせずに、その奥にあるその子の心の働き(例えば行動や態度の元になっていること、どうしてその子は「そうせざるをえなかったのか」というようなこと)を考え、「まずは受け入れ、共感し、理解しようとすること」から始めます。そして、子どもへの好意を持ち続け、「人間的な触れ合い・交流」を積極的に展開していくことで、その大切さを根気よく分からせていくことや、周囲の状況や人との関わりを主体的に行う自我の働きを育てていくことを目指しています。

    ●一人ひとりの発達課題を大切に
    ・「自由遊び」では、子ども達が好きに遊んでいるなかで、療育支援者が本人の気持ちや要求を理解したうえで、不十分な表現を代弁しながら人間関係をはぐくみます。
    ・「課題を設定しての指導」とは、課題を媒介としながら、人からの話や働きかけなどを理解し、人への関わり方を学ぶという指導です。
    ・「個別指導」「小集団指導」とは、療育支援者との基本的な交流ができているお子さんに対して、更に個々に応じた課題を設け、集中的に関わる指導です。
    ・交流保育
    子どもの発達の状況を考慮の上支援の一環として、同じ建物の中に併設されている保育所(すこやか園)園児と交流する機会を設けています。
    ●多面的・長期的なサポート体制
    定期的なお話合いや、勉強会をはじめ、必要に応じて保育参観、母子保育・家庭訪問などを実施して、ご家族が安心して意欲的に子育てができるよう支援に努めます。卒園後も法人が経営する子どもの生活研究所 相談部門(有料)など、継続した支援を受けることができます。

    ●ご利用方法・手続き
    利用・見学を希望される場合は、直接学園にご連絡ください。
  • 療育事業
    おおらか学園(生活介護事業)
    事業種別:障害福祉サービス事業(生活介護)
    〒156-0055
    住所:東京都世田谷区船橋1-30-9
    子どもの生活研究所内
    電話:03-3426-2323
    おおらか学園は、世田谷区に在住する自閉症をはじめとした発達障害をもつ人たちのための通所施設です。母体となる社会福祉法人嬉泉は、世田谷区において昭和40年から「受容的交流理論」の理念に基づき、発達障害児の支援活動を行っており、平成11年度に世田谷区からの要請を受け、「知的障害者通所更生施設」として開設しました。その後、平成23年4月より指定障害福祉サービス事業(生活介護)に移行しています。

    ●対象となる方
    世田谷区に在住する18歳以上の自閉症をはじめとした発達障害をもつ人が対象となります。

    ●事業内容
    本学園は発達障害をもつ人たちに対して、生活全般の自立援助を行います。基本的には、学校教育を修了した利用者一人一人に対し、個別的な理解と対応に努め、利用者が他人との接し方を学び、家庭及び地域の中で安心していきいきと暮らしていけるよう様々な支援を行います。

    ●援助の目標
    1.生活の安定と人間関係を深め、社会的環境に適応できる力を育てていきます。
    本学園が利用者にとって安心して過ごせる場となるよう、生活状況や活動内容の検討を行い、個別的な援助を行います。 サイコドラマやロールプレイング等の方法を積極的に取り入れています。その中で、適切な振る舞い方、人への接し方やマナーを経験し、利用者自身で自己認知や自己統制ができるよう支援していきます。
    2.多くの活動種目を用意し、個々の利用者の状態にあわせて、活動プログラムを立てていきます。
    3.心身の健康と身体機能の維持向上を図ります。
    利用者が様々な活動に参加する事により、心身の健康と身体機能の向上を図ります。そして、各自が自主的・主体的に活動し、現実場面での自信を深めていくことを目指しています。人との関係を大切にし、活動の中で様々な交流の機会を設けたいと考えています。プールや散歩などの運動活動以外に、食事面での配慮・生活習慣病や季節に合わせた感染症の予防対策などの講座を取り入れています。
    4.家庭、および関係機関との連携による支援を行っています。
    日常的には連絡ノートで、利用者の学園での様子や、ご家庭における日常のご様子、保護者(ご家族)のお考え・ご意見などの情報交換を行う他、必要に応じて電話や面談の機会を設けています。それらを通じて、学園とご家庭との間で、共通認識・コミュニケーションを図っていきたいと考えています。また、関係諸機関との連携に努め、各方面から本人と家庭を支えていくことを考えています。

    ●活動内容
    基本的に、利用者の活動プログラムについては、個々の状態に合わせて組み立てています。特に作業活動は、個々の興味や関心、理解の仕方に応じた作業を用意し、その中で利用者本人の自発性、意欲、自信等を引き出し、積み重ねていくことを大事にしています。

    ●ご利用方法・手続き
    世田谷区保健福祉課にお申し込みください。
  • 療育事業
    子どもの生活研究所(こぐま学園)
    事業種別:児童の福祉の増進についての相談に応ずる事業
    〒156-0055
    住所:東京都世田谷区船橋1-30-9
    電話:03-3426-2323
    年齢や地域、所属先に関わらず、専門的な療育援助を希望される方のための通所療育機関です。法人内のほとんどの施設が自治体の委託や補助金による運営を行っている中で、一部補助を受けて法人独自の事業として行われています。

    ●対象となる方
    ・発達の遅れや偏りのために、学校や幼稚園などの集団生活にうまく適応できていない子ども達および家族。
    ・高機能自閉症やアスペルガー症候群、AD/HD等の診断を受け、専門的な療育支援を求めている子ども達、および家族。
    ・学校卒業後の地域生活を円滑に進めていくために、その時々に応じた相談や支援を求めている本人、及びその家族。

    ●療育支援の理念
    法人の前常務理事、(故)石井哲夫が創始した「受容的交流理論」を療育の基本理念としています。 こぐま学園にやってくる子どもたちは、さまざまな問題を抱えています。それらに対して、子どもたちの行動を強制したり、訓練したりするのではなく、子どもたちとの交流を通じて、改善し、発達を促していこうとするものです。その時、子どものありのままの姿を一方的に否定したり、圧力を加えたり、恐れを感じさせたりすることなく、子どもの心の状況にできるだけ近づき、理解することが大切です。それを受容といいます。受容しながら、交流を活発にしていくことが基本となります。

    ●療育の3つの柱
    何事においても本人が“やろう”という積極的、主体的な気持ちを大切にしています。

    ・子どもが本来持っている人や物事への関わり、生き生きとした主体的な気持ちを引き出し、それを強めていきます。
    ・自らの意志を人に伝えようとする気持ち、人に関心をもって話を聞こうとする気持ち、その相互のコミュニケーションを育てることは、集団生活や社会生活に大切なことです。こうしたコミュニケーション能力を子どもの状態にあわせて育てていきます。
    ・さまざまな課題状況を通して、対応力をつけ、自分の気持ちがコントロールできる能力を育てていきます。

    ●多様な支援体制
    ・療育の形式
    個々の子どもの状態に合わせて、個別の療育プログラムを設定。
    個別指導、及び小集団指導による支援。
    1回1時間半、月1回から2か月に1回の指導。
    ・保護者への支援
    担当者との個別の話し合いを通して行います。子どもをどのように理解したらよいか、こんな時はどうしたらよいか、などについてアドバイスをしています。
    ・所属先へのコンサルテーションと連携
    お子さんの所属先の受け入れ体制を整えることを目的に、依頼があった場合に個々に行っています。
  • 保育事業
    すこやか園(ゾウ)
    事業種別:保育所
    〒156-0055
    住所:東京都世田谷区船橋1-30-9
    電話:03-3426-2359
    保育:11時間開所の保育を行っています。
    産休明け保育:生後57日目からの乳児保育を行っています。
    延長保育:19時15分まで。
    体験保育:地域の未入園の乳幼児を対象に保育園の体験を行っています。

    ●対象となる方
    世田谷区に在住する乳幼児

    ●特徴
    少人数の家庭的で温かい雰囲気の保育園です。子どもたちは保育園での生活の中で、感情や気持ちを動かしていきます。その気持ちを丁寧に受け止めながら、ゆったりと保育士とやり取りを重ねられるような保育園を目指しています。子どもたちは、一人ひとりの子どもたちが主体となって自分らしく生活し、遊び、年齢やグループの枠を超えて、関わりあいながら育ちあう保育をおこなっていきます。

    →運営規程はこちら
  • 保育事業
    すこやか園分園(キリン)
    事業種別:保育所
    〒156-0054
    住所:世田谷区桜丘5-19-16
    電話:03-5426-0286
    保育:11時間開所の保育を行っています。
    産休明け保育:生後57日目からの乳児保育を行っています。
    延長保育:19時15分まで。
    体験保育:地域の未入園の乳幼児を対象に保育園の体験を行っています。

    ●対象となる方
    世田谷区に在住する乳幼児

    ●特徴
    少人数の家庭的で温かい雰囲気の保育園です。子どもたちは保育園での生活の中で、感情や気持ちを動かしていきます。その気持ちを丁寧に受け止めながら、ゆったりと保育士とやり取りを重ねられるような保育園を目指しています。子どもたちは、一人ひとりの子どもたちが主体となって自分らしく生活し、遊び、年齢やグループの枠を超えて、関わりあいながら育ちあう保育をおこなっていきます。
  • 保育事業
    すこやか広場(おでかけ広場事業)
    事業種別:地域子育て支援拠点事業
    〒156-0055
    住所:東京都世田谷区船橋1-30-9
    電話:03-3426-2323
    子育て支援:すこやか広場の運営などを通し、地域の中で子育て支援の役割を担います

    ●対象となる方
    乳幼児と保護者

    ●すこやか広場について
    ・地域の子育て中の親子を対象として、園庭開放や、自由に室内で遊べる場を設けています。
    ・赤ちゃんデーを開催し、はじめての出産前後のマザーケアを行い、育児サークルの形成を目指します。
    ・すこやか園で開催する「育児講座」「体験保育」を受けることが出来ます。

    ●ご利用方法・手続き
    利用登録は、すこやか広場で受け付けております。
    実施日:月・火・水曜日 10:00~15:00